真面目に生きるのを辞めてしまいたい。
いや、もうすでに辞めかけているんだけど。
自分の真面目さを苦しく思う瞬間がある。
真面目に生きようとすればするほど、気が狂いそうになる。
本当はうるせーよ、知らねーよと喚き散らかして、大暴れしたいのに。
こう生きるべき、こうした方がいい、
貴方たちの仰っていることが正論だということは分かります。
正論だということが分かるだけで、あとはもうどうしようもない。
自分の失敗から得た教訓は、自分の中で確信に変わる。
そういう、経験から得た説教がはじまって、でも私はまだ痛い目を見ていないので、なかなか言葉の重みが分かりません。
自分が見てきた地獄はあって、そこで学んだ自分専用の気付き、自分専用の言葉はあります。
私も含め、そういう名言は随分と偏っているだろうと思わずにはいられません。
他人に説教しても響かないだろうなって。
だから私が他人にアドバイスするのだとしたら、
「試しにそのまま生きてみて、勝手に地獄に落ちて、勝手に復活してほしい」
としか言いようがない。
それが幸せってやつですよと、どうしようもない、意味のない、最低な言葉を振りかけたい。
だからこそ、他人の全ての言葉を間に受けなくていいのに。
ネガティブも行きすぎると救いようがないので
ほどほどにしておいたほうが身のためだ。
寄り添ってくれる人が途方もなく優しいだけなのだということを忘れるな。
そういう人を骨折り損のくたびれもうけにさせるな。
何事もギブアンドテイクだから幸せなのだ。
一回見捨てられた方がかえって幸せなこともある。
ひとまず自分のことだけ、考えよう。
他人の心配よりまず自分の心配だな。
こうして私は最低なことを口走っている。