のちに文豪になる女です。

『卒論提出』『俗に言う"眠れない夜"の話』


今日は卒業論文の提出締切日だった。


昨日の22:00頃になんとか書き上げ、それから印刷し、友人の家で穴あけパンチを借りた。


そこで気づいてしまう。クロス表紙(卒論を綴じ込む為のもの)の穴の位置が、提出形式と違う!!!


そもそも、クロス表紙2種類あるってこと知らなかった。だから売り場ですぐに手に取って買ったし、横向きに穴がついていたことは認知はしていたのだ。


でも、そういうもんだと思ってたから気に留めなかったし、完全に安心しきっていた。


提出要項に、「クロス表紙等、当日は売り切れる可能性があります」と書いてあって、私もいろいろなことを予測して、1か月前に買っておいた。


先生が、「締切日に出すのはやめようね、トラブルが起きる可能性があるから」と言っていたことを思い出す。


それを聞いて、いつもギリギリな女だけど、さすがに卒論だけは、前日には出そう、いや、出すだろうと思っていた。


先生にもメールで前日に出しますと言ったのに、それで昨日、出していないことにも問題がある。


売り切れてたらと思うと、不安で全く寝付けなくて、それがすごく嫌だった。


朝イチで買いに行ったら、まだ在庫があって、無事に提出することができた。


全てのことは時間が解決してくれる、というか、時間が過ぎること以外に解決する方法がない。


11月のおわりからずっと続いていた鬱が、数日前その結論にたどり着いて、やっと終わった。


でも昨日眠れないことを嘆いていたとき、頭でどんなことを考えようと、概念を理解しようと、その不安が消えることはなかった。


時間が解決してくれるのは分かるけど、それを待っている間、それは言葉にできないくらいしんどいんだよな


とりあえず今日は、終わったことを全力で喜ぼうと思う。


終わるかな、提出できるかなって不安だった昔の私のために。


その不安も悩みも、終わる時は来るんだよって伝えるために。