結局、私の人生のクソさは自分の思考・選択・行動のせいです。
特に高校生の時から新卒1年目までが自分の悪い姿勢のピークだった。投げやりと妥協、「探す」という姿勢がまるでなかった時代のこと。
その時期は、私の心には良くない諦めがあった。家庭環境のせいだろうか。それとも、もともと生まれ持った性質だろうか。他人に気を遣ったり、世間の目を気にして、欲しいものを欲しいと言うことができなかった。
家族にも友人にも建前しか話さず、誤魔化し続けた結果、自分の道を行くという退路が無くなる。
苛立ちに身を任せて、「どうでもいい」という言葉を何回言っただろう。「どうでもいい」なんてまったくの嘘なのに。あんなに怒っていたのは、自分のせいだと分かっていたからだ。
自分の人生がクソすぎてほとほと呆れてしまって、私が決めたシンプルな方針は「こだわる」ことだ。
服を買うにしても、仕事を決めるにしても、パートナーを探すにしても、徹底的にこだわる。
現実や社会は甘くない。本当に笑ってしまうくらいグロテスクだ。第一希望だけを選んで進んでいけるわけではない。
ところで今は第○希望の人生ですか。そうだとしても、それを選んだ理由をまっすぐに話せますか。今は笑えますか、笑えませんか?
結局何を選んだところで不安や悩みに襲われる。選ぶ前には想像もできなかった、新しい苦悩がやってくる。
その苦悩を最小限にするための努力ができますか。
掴めはせずとも手を伸ばせよ、お前は。私はもう二度と他力本願な生き方をしたくない。