のちに文豪になる女です。

マウンティングマウンテン

おととい大学時代の友人と電話をして、自分にガッカリしてしまった。

 

マウントをとるような物言いをして、

面白くもないイジり、唐突な過去語り、他人の詮索、なんなんだ???

私は一体何をしたかったんだ???

 

痛感する。

ほんとに自分は幸せじゃないんだなって。

私はこんなにいやな人間でしたっけ?

 

大学の時、

同窓会の幹事だった私が、「忙しい、めんどくさい」アピールをしていたら、

「知らねえよ」と吐き捨てた友達を思い出す。

当時はショックだったけど、彼女は正しかった。

 

他人に気を遣ってほしいわけじゃない。

不幸自慢で勝ちたいわけじゃない。

勝ったって、私の背負うものが軽くなるわけじゃないからだ。

 

私は頭がいいと自負していたけど、

まったくの思い上がりだ。

頭がいい人間がそんなことするか

 

謙虚でいるために、

何の分野でもいい、厳しい状況に置かれたい。

何もできないということを思い知って自分の鼻っ柱を折りたい。

 

私は今、底なしに不安なのだ。自信もない。

いやもうほんと、どうしようもない脳みそだ。この脳みそをどうにかしてほしい。

 

頭でっかちでどうしようもない。

 

他人とのかかわりで、自分がどういう状態なのか思い知る。

自分ひとりの部屋でウンウン唸っているよりも、より正確に知ることができる。

 

そういう学びになる出来事であった。