ある人は、私のことを地頭がいいと言い、
ある人は私のことを勉強のできる馬鹿だと言った。
マスクを外したら、そんな顔をしていたのかと絡まれたこともあれば、
死ねと吐き捨てられたこともある。
その全てに傷つく。
もう過去のことなのに、時折、こんな晴れた朝にさえ思い出すことがある。
いまだに生傷なのか。
いやな記憶は、脳みそのどこにしまってあるのだろう。
他人も社会もグロすぎて、心が折れそうになる。
もともと繊細な質だからこそ、
「無駄」とか「ユーモア」に価値を見出した。
人を笑わせるのが好きだったから、
大抵の人間に舐められてきた気がしている。
傷つけるよりは舐められている方がいいような気がした。
私はプライドを守ったけど、
でも全然幸せじゃなかったから、
それは間違った選択だったのかもしれない。
傷つけば傷つくほど、自分が不安定になる。
傷つけた側の人間が楽しそうなのが許せない。
自分だけがずっと気にしているのも馬鹿馬鹿しい。
忘れたい、すべて。
全部無かったことにならないのかな。
だって、誰かのことを見下さないと生きていけない人生なんて、最低だ。
人間の汚さを体いっぱいに吸い込んで、そこから美しいものをつくりたい。
それはいったい可能なのだろうか。
私が神に問いたいことがあるとすればそれだけだ。
今朝は記憶に襲われたから、暗いことを書いてしまったけど、
実は幸せになる方法をすでに知ってる。
「人生初○○を更新していくこと」だ。
そんなわけでネイルサロンの予約をとろうという。